国民の祝日(以下:祝日)は、日本の法律「国民の祝日に関する法律」(1948年(昭和23年)7月20日施行)第2条で定められた祝日である。
(参考)
第1条 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
第2条 「国民の祝日」を次のように定める。
(以下、祝日が列挙されています。)
現在、日本では、祝日が年間に16日存在するが、うち6月、12月に祝日がない。
12月には、数年前まで、天皇誕生日があったが、後にも先にも祝日が全く存在しなかったのは6月のみである。
(2016年から2018年の3年間は6月が祝日がない唯一の月であった。)
この理由としては、6月には、皇室由来の節目の日もなく、庶民生活も農繁期でハレの行事がなかった点が影響していると言われている。
また、経済界では、6月下旬に株主総会を行う会社が多く、いわゆる繁忙期のため、6月に祝日を置くことに対して、経済界からの反発もあるという。
では、仮に6月に祝日が追加されるとして、何の日になる可能性が最も高いのだろうか。
6月の記念日について調べてみた
・時の記念日(6月10日)
1920年、日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を広めることを目的に、東京天文台と文部省の外郭団体である財団法人生活改善同盟会によって制定された。天智天皇が日本初の水時計を作った事に由来しているとのことで「祝日につながるのでは」という期待もあるようだが、実現には至っていない。
他祝日に比べると、インパクトに欠けるという印象。
なんなら電車の時刻など欧米より時間遵守は正確ですもんね。(なお、残業問題)
・夏至(6月21日前後)
一年で、昼間(太陽が昇っている時間)が最も長く、夜が最も短い日。冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もある。
春分、秋分もあるので、夏至、冬至も祝日になっていいのでは?と個人的には思います。
・慰霊の日(6月23日)
沖縄県では沖縄戦の組織的戦闘が終結した6月23日に、沖縄戦の戦死者を弔う「慰霊の日」を設け、地方公共団体の施設の休日としている。
近現代日本歴史上では外せない事象ですが、これを祝日とすると8月15日の終戦の日も祝日にする必要がありますね。(そもそも「祝」日ではないのかなと思います)
◎変わった記念日(6月)
6月4日 虫の日
「単純な語呂合わせ とってもわかりやすいですね」
6月7日 母親大会の日
「なんだその大会。なにをするんだろ・・おかん力でも競うのか?」
6月6日 カエルの日
鳴き声の語呂合わせとのこと
6月6日 ケロケロの日
「別バージョンもあるのかよ。統一しろ」
6月3日 ケロミンの日
カエル関係多くないっすか・・・?
6月10日 うどんと和菓子をいっしょに食べる日
いやもうなんでもありかよww
食べ合わせ悪いだろww
6月21日 仕事も遊びも一生懸命の日(夏至と同日)
東京都新宿区四谷に本社を置き、不動産投資専門の会社である富士企画株式会社が制定。
働き方改革、ワークライフバランスが叫ばれる中、仕事と遊びのどちらが重要というのではなく、両方とも全力で取り組む日とすることが目的。日付はその主旨から一年でいちばん昼の時間が長い「夏至」(6月21日頃)の日に。記念日は2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日にバーベキューをするなどの提案をしている。
「いや、陽キャがすぎる・・」
結論:6月に祝日は欲しいけれども、それよりも記念日変なの多すぎじゃない?