バルバロムの思考迷路

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2023年日本シリーズ 面白さ点数化

日本シリーズ全シリーズを点数化してランキング

 

詳しくは以下を

 

日本シリーズ面白さランキング(点数化して客観的にランキングするとどうなるか)

 

https://valvalom1122.hatenablog.com/entry/2021/11/27/231245?_ga=2.181663207.1579525740.1667177578-1970424329.1667177578

 

 

ここでは、2023年を抜粋して記載する

 

 

 

第30位 2023年62.2pt(74回中)

阪神【○●●○○●○】オリックス

1964年以来59年ぶりの開催となった関西ダービーオリックスは3年連続の出場、球団初の連覇を目座す。対する阪神は9年ぶりの出場1985年以来の38年ぶり2度目の制覇を目指す。阪神岡田彰布監督は、前回日本一時に選手として出場、監督としては2005年以来18年ぶり2回目の日本シリーズ出場となる。監督としての出場のブランク期間は、野村克也の19年ぶりに次ぐ2番目のブランクでの出場であり、同一球団では長嶋茂雄(巨人)の17年ぶりを上回る最長。監督として初出場の2005年は未勝利に終わり、初出場未勝利の監督の2度目の出場は西本幸雄古葉竹識に次いで3人目。また、岡田監督は対戦相手でもあるオリックスの監督を務めたことがあり、監督経験がある球団と日本シリーズで対戦するのは三原脩王貞治に次いで3人目となる。第7戦までもつれ、阪神が38年ぶり2度目の悲願の日本一。中日の53年ぶり、日本ハムの44年ぶりに次ぎ、横浜(現:DeNA)の38年ぶりに並ぶ3位タイのブランクによる日本一となった。

 

 

第1戦 オリックス8-0 阪神

 

https://npb.jp/scores/2023/1028/b-t-01/

 

合計5.0pt(全体162位)

2安打試合 3.0pt

零封 2.0pt

 

 

 4年連続京セラドームでの日本シリーズ。先発マウンドに立つのは、3年連続日本シリーズ開幕投手を務める3年連続沢村賞投手山本由伸。、対する阪神セリーグ最優秀防御率(1.75)、セリーグ歴代最高シーズンWHIP(0.741)を樹立した村上頌樹で始まった。

 

4回まで互いに譲らぬ投手戦を展開していたが、5回表、阪神は先頭の佐藤輝明が出塁、その後盗塁を成功させると、その後1死3塁から現役ドラフトで加入した渡邉諒が先制タイムリー。、近本、中野にもタイムリーが生まれこの回4得点。

 

その裏、オリックスも先頭森がタイムリー2ベース。1死1,2塁とチャンスを作るも後続が倒れ無得点

すると直後の6回表1死1,3塁と再び山本がピンチを作る。打席には先制タイムリーの渡邉諒。

ここは三振で2アウト。しかし、8番木浪、9番坂本に連続タイムリーで撃沈。変わった山田もタイムリーを打たれ、7-0 結局山本は5回2/3 7失点でノックアウトとなった 。

 

対する村上は7回を危なげなく投げ7回100球被安打2四死球1無失点と快投し、その後の加治屋、岩崎も無失点。9回にさらに1点を加えた阪神は8-0で勝利。岡田監督18年越しの日本シリーズ初勝利となった。

 

 

 

第2戦 オリックス8-0 阪神

 

https://npb.jp/scores/2023/1029/b-t-02/

 

合計2.5pt(全体261位)

零封2.0pt

4安打試合0.5pt

 

オリックス先発は今季10勝の左のエース宮城大弥、阪神オリックス出身の西勇輝が先発

3回裏、2死2塁からこの先発起用の西野真弘がタイムリー2ベースでオリックスが先制

4回表2アウトから連打で1,2塁とするもノイジー三振。宮城が踏ん張る

するとその裏、こちらも2アウトから四球と安打で1,3塁とチャンスを作ると、この日先発起用の野口智哉、廣岡大志がタイムリー、さらに中川圭太も続き4連打で3点を獲得(4-0)西をマウンドから引きずり下ろす

 

宮城は6回まで投げ無失点の好投。

7回裏、岡留が2死満塁のピンチを作り、阪神は今季ピンチを切り抜けてきた島本浩也に託すも、オリックス代打M.ゴンザレスが走者一掃のタイムリーで7-0と勝負あり。

阪神は9回にエラー2つでさらに1点失い、8-0で試合終了

前日のスコアをそっくりひっくり返した結果となった

 

 

 

 

第3戦 阪神4-5オリックス

 

https://npb.jp/scores/2023/1031/t-b-03/

 

合計 3.7pt(全体205位)

1点差試合 3.0pt

1点差逆転 0.7pt

 

 舞台を甲子園に移しての第3戦。阪神先発は2年ぶり二桁勝利(10勝)の伊藤将司、オリックス先発は育成から這い上がった東晃平。初回は互いに無失点

 2回裏、阪神は、1死1,3塁から坂本の内野ゴロの間に先制点を獲得する。対するオリックスは4回にパリーグ首位打者頓宮の一発で1-1の同点に追いつく。

 大きく動いたのは5回表、紅林、若月の連打で無死1,3塁とすると廣岡の内野ゴロの間に勝ち越しに成功。続くピッチャー東は送りバントの構え。ピッチャー前に転がるも伊藤の悪送球により1死1、2塁となる。中川を抑えるもここまで10打数ノーヒットだった宗が右中間を破るタイムリー2ベースで4-1とする。オリックスは続く6回にも犠牲フライで1点。流れをものにする

 ラッキー7となった7回裏阪神オリックス3番手山岡を攻め、一死満塁から内野ゴロで1点。さらに不調だった森下が見事な右打ちで2点タイムリー。1点差に迫る

 9回裏、守護神平野に対して先頭打者代打原口が四球で出塁。その後2死1,2塁と同点・サヨナラのチャンスで4番大山、フルカウントから7球目、フォークで三振。なんとか逃げ切ったオリックスが敵地でシリーズ2勝目をあげた。

 

 

第4戦 阪神4x-3オリックス

 

https://npb.jp/scores/2023/1101/t-b-04/

合計 21.3pt(全体53位)

1点差試合 3.0pt

1点差同点 0.3pt

2点差同点 1.0pt

9回勝ち越し 7.0pt

サヨナラ 15.0pt

 

勝てば王手のかかるオリックスは、昨年シリーズでタイムリーも打っており打撃も期待できる山崎福也

対に戻したい阪神は技巧派阪神投手陣の中の唯一のパワーピッチャー才木浩人

 

 初回阪神は近本安打、中野犠打、森下タイムリーと理想的な先制点をあげる

 対するオリックスも2回表先頭昨日ホームランの頓宮が3塁打で出塁し、その後紅林のタイムリーであっという間に同点に追いつくと、2死1,2塁で投手山崎福也、しかしここはライトフライで同点どまり。

 追いつかれた直後の2回裏、2死からぼてぼてのセカンド内野安打と四球でチャンスを作ると近本のタイムリーで勝ち越しに成功。5回には大山の内野ゴロの間に1点を取り、2点差とする。

 オリックスは初回と5回以外先頭打者出塁と再三ランナーを出すもあと1本が出ず得点できない

 7回表、回跨ぎとなった桐敷から先頭廣岡がサード佐藤輝のエラーで出塁すると代打セディーニョの安打、送りバントで1死、2,3塁とすると昨日殊勲打の宗。宗は桐敷が真ん中低めに投じた150キロのストレートをキレイにはじき返すと、打球は二遊間を抜ける2点タイムリーヒット。3-3の同点に追いつく。

 8回表、こちらも回跨ぎとなった石井からヒットとエンドランで1死、1,3塁とするとここで代打T-岡田阪神岡田監督はすかさず左の島本にスイッチ。するとオリックス中嶋監督は代打の代打で安達を選択。初球盗塁で1死2,3塁、スクイズの様相もちらつきつつフルカウントまで行き、6球目、サード正面のゴロでホームアウト、2死1,3塁となる。

 ここで岡田監督は、6月15日のオリックス本塁打2発で敗戦投手となり、その後右前腕筋挫傷、左脇腹筋挫傷と苦しみ、この日ベンチ入り・139日ぶり1軍登板となる湯浅をマウンドにあげる。

中川圭への初球、149キロ直球でセカンドフライに仕留め、渾身のガッツポーズを決め、甲子園は阪神ファンの熱狂に包まれる。

9回は岩崎が抑え、その裏ワゲスパックから近本が四球を選び1死1塁。続く中野の打席で2つのワイルドピッチで、1死3塁となる。ここで中嶋監督は中野に申告敬遠を送ると、さらに続く森下にも申告敬遠で満塁策。球場がどよめく中、打席には4番大山。ワゲスパックは制球に苦しみノースリー。なんとかストライクとファールでフルカウントに。そして、7球目、大山の打球は三遊間を抜け、サヨナラタイムリー。4番の一打で2勝2敗のタイに戻した。

 

 

第5戦 阪神6-2オリックス

 

 https://npb.jp/scores/2023/1102/t-b-05/

 

合計9.0pt(全体111位)

2点差逆転 2.0pt

8回逆転 7.0pt

 

 阪神先発は現役ドラフトから今季入団し12勝を挙げた大竹耕太郎、オリックス先発は田嶋大樹

 両左腕の投手戦の様相をみせつつあった4回表ゴンザレスのソロHRでオリックスが先制する

 その後7回表2死1塁から森がセカンドゴロ。しかしセカンド中野が後逸、さらにライト森下がファンブルし、その隙に宗が生還。2点目が入る

 オリックス先発田嶋は7回を投げ83球4安打無失点の快投を見せる。

 8回表湯浅が三者凡退に打ち取ると、オリックスは田嶋から怪我で前日までベンチ外だった山崎颯一郎をマウンドに送る。先頭木浪をセカンドゴロにするもセカンド安達が悪送球、無死2塁になると代打糸原がつなぎ1,3塁。1番近本がタイムリーを放ち1点を返す。その後送りバントで1死2,3塁にここでオリックスはレギュラーシーズンでもなかった三連投となる宇田川を投入。森下は低めのフォークをすくい上げ2点タイムリスリーベース。先ほどのエラーの汚名返上となる逆転タイムリーを放つ。甲子園のボルテージが最高潮に達す中、大山、坂本にもタイムリーが生まれ、結果一挙6得点で試合を決めた。最後は守護神岩崎が締め、阪神が勝利。38年ぶりの日本一へ王手をかけた。

 

 

 

第6戦 阪神-オリックス

 

 https://npb.jp/scores/2023/1104/t-b-06/

 

合計0.7pt(全体339位)

1点差逆転 0.7pt

 

 舞台を京セラドームに移した第6戦。先発は第1戦と同じ、オリックス山本由、阪神村上。

 2回表ノイジーのソロHRで阪神が先制する。直後の2回裏、連打で無死2,3塁とするとセディーニョが三振に倒れるも、若月が流し打ちでタイムリー。同点に追いつく。なおも、1死1,3塁で中川圭があわやホームランかという犠牲フライで逆転に成功する。

 さらに5回裏この日3番起用の紅林に2ランHRが飛び出し4-1。8回裏には3イニング目の2番手西勇輝から頓宮がソロHRで5-1とした。

 オリックス先発山本由伸は9安打を浴びるも日本シリーズ新記録となる14奪三振で9回138球1失点で自身5度目の日本シリーズ登板で初勝利をつかみ連覇へ逆王手をかけた。

 

 

第7戦 阪神-オリックス

 

 https://npb.jp/scores/2023/1105/t-b-07/

 

合計0.0pt(全体377位)

 連覇か38年ぶりの悲願か。

 先発マウンドは、オリックス2戦目好投の宮城、阪神はシリーズ初登板の青柳となった。

 3回までは両チーム無得点であったが、4回表1死1、2塁からノイジーが2試合連続となる3ランHRで先制に成功。続く5回表には、1死1,2塁から中野の併殺打がリクエストで覆り、2死1,3塁となる。ここでオリックスは宮城を諦め、比嘉を投入。しかし阪神は森下、大山、ノイジーの3連打で6-0とリード6点に広げる。

 反撃したいオリックスは、直後の5回裏下位打線からチャンスを作り1死1、2塁とする。1番中川がレフトフライに倒れ、シリーズ4打点も2番宗の所で、阪神は2番手島本にスイッチ。宗のレフトフライに抑え、反撃の芽を摘む。

 6回から阪神は第3戦先発の伊藤が3回を無失点に抑える。

 オリックスは9回から同じく第3戦先発の東を投入するも近本内野安打、中野送りバントから森下のタイムリーで7点目を取り、勝負を決定づける。

 9回裏マウンドには桐敷。先頭紅林が出塁するも4番森が併殺打で2アウト

 ここで守護神岩崎が登場。頓宮が初球を振り抜きソロHRで1点を返し、続くゴンザレスが出塁するも杉本がレストフライに打ち取られ試合終了。

 阪神が1985年以来38年ぶりの日本一に輝いた。