バルバロムの思考迷路

思ったことを書く。いいことも悪いことも。要は掃き溜め

オフシーズン1

オフシーズン1

日本シリーズが終わり早速オフシーズンの情報が出てきました。

ホークス中心に書きたいと思います

 

小久保裕紀侍ジャパン監督をヘッドコーチ招致

これはいいニュースが来ました。鷹を牽引していたキャップがホークスに帰ってくる!

侍ジャパンでは最初は叩かれてましたが、WBC入ってからはきっちり役目を果たしていたと思います。

将来、というか工藤監督の後釜育成という感じでしょうね。

個人的には前監督秋山さんのように2軍監督からがいいと思いましたが、侍ジャパン監督やってるからそうもいかなかったんでしょうね。

 

 

長谷川勇也

FA権行使で移籍検討のニュースが出た。

2013年に首位打者もここ5.6年は怪我に苦しみフルシーズンは出ていないが、代打中心に仕事をきっちりしてきた職人。今年は去年より足の状態がよいらしくスタメンもあった。

本人的にもスタメンで出たいという思いもあるだろう。

 

しかし、残ってほしい。鷹の職人で終わってほしい

 

去年出た福田の惨状を見てほしい。福田と比べるのは長谷川に失礼かもしれないが、怪我持ちの選手という意味では似た感じだ。

はっきり言ってフルシーズンスタメンで活躍できるとは限らない。

今季スタメンで出たこともあったが打率は.224だった。今年36歳怪我がある中で守備走塁をやりつつ3割近くを打つことは厳しいのではないだろうか。

ただ1打席の集中力はすさまじい

最高のケア環境があり、代打のとして居場所のあるホークスに残ることが長谷川のためにもファンのためにもなるのではないだろうか。

 

 

◎加治屋、松田遼馬、西田哲朗構想外

18年に72試合登板した加治屋が戦力外になった。正直あと1年くらいは見るかなと思っていたが、今年構想外となった。

 

18年に72試合は投げたが、後半は不安定な投球で日本シリーズでは炎上した。

怪我をして今年帰ってきたぽかったが不安定なままだった。

使い捨てだなんだという人間もいるが、はっきり言って1年70試合投げて壊れるならそのレベル投手なんだと思う。

しかも加治屋に至っては18年後半戦はかなり不安定だった。去年の甲斐野と違って1年フルで貢献できていない

甲斐野もこうならないように回復してもらいたい

松田遼と西田も戦力外

この二人はトレードで来て、2018年サブ的な感じで穴を埋めてくれた

ただ、松田遼は150をバンバン出すわけでもなくコントロールもそれほど変化球も決め球がない。西田も打撃いまいち守備そこそこ足もそれほど速くない。

これといった武器がなかったのが響いたのだろう

3人とも一定の貢献をしてくれた選手

別球団で活躍するもよし、引退するのもよし。納得のいく決断をしてほしいですね

 

FAで移籍することはなぜ叩かれるのか

さてオフシーズンが近づいてきました。

オフシーズンの目玉と言えばFA移籍

 

みなさんはFA移籍にどのようなイメージがありますか?

 

私は、一言でいえば「別れ」です。

 

基本的に私は、FAはあまり好きではありません。しかし、プロチームですから、足りない部分を補強することは必要ですしやらなければなりません。

しかしFAで選手が流出するのを見るととっても悲しい気持ちになりますし、寂しい感情が強いです。

 

また、FA移籍した選手が叩かれたり、ブーイングさえあり悪感情を持つ人が多いように思われます。

しかし一方で、そこまで炎上しないパターンもあります。

では、一体どういったFAは許されて、どういったFAは許されないのでしょうか。

 

1 故郷凱旋型
生まれ育った故郷のチームで優勝したい!活躍したい!といったタイプ

最近だと、西武から楽天に移籍した岸や中日からホークスに来た中田賢などでしょうか。

人間だれしもふるさとはあるもの。その故郷のチームで活躍したいと考えることは違和感なく、理にかなっていると思います。

 

2 少年期の夢型
①と近いですが、これは小さいころからファンだったチームに行きたい!といったタイプ。

オリックスから阪神の糸井、西武から中日の和田がこれにあたるでしょうか。

野球少年時代に抱いた、自分の応援してるチームで活躍したい!

これも違和感なく、理にかなっていると思います。

大型契約を結びましたが、もし柳田がカープに行きたいと言ったら、かなり痛いですが仕方ないなあとなるでしょう。

③ 出場機会型

 これは、若手に出番を取られつつある、または半分控えだが1年スタメンで活躍したい!といったタイプ。最近多いタイプで、西武から巨人の炭谷、日本ハムから中日の大野、ホークスからロッテの福田秀平、阪神からDeNAの大和などが挙げられるでしょう。

 やはり野球選手たるもの試合に1秒でも長く出たいもの、でも今のチームでは出られないから他のチームに移籍する。これは致し方ないと思います。

福田秀平の移籍もホークスファンとしては悲しいですが仕方ないよね。がっばってといった気持ちでした。(それだけに今年の福田の体たらくが悲しい)

 

④優勝したい型

今のチームが弱すぎて、活躍してるのに優勝を目指せない。おまけにフロントがまともな対応をしない。TBS時代の横浜が代表例に挙げられると思います

普通、優勝したいなら自分が活躍して優勝に導けばよいのですが、野球は個人競技でなく

チームスポーツなので個人の頑張りでは限界があります。それでもチームに愛着があれば残るでしょうが、それをそがれるフロントの対応や上層部との軋轢があればチームを離れるのも仕方ないのかなという気がします。

 

⑤夢追い型

メジャー挑戦のことです。基本的には応援されるタイプですが、1.2年ちょっとよかっただけで、自チームの貢献が足りない選手、通用する確率が低いのに挑戦する選手は叩かれる傾向があると思います。

個人的には、田中将大ダルビッシュイチローや松井など数年間圧倒的な成績を残した選手なら通用すると思うので応援しますが、自分のチームには必要でもメジャーでは厳しそうな選手が海外流出すると、通用せず選手価値が下がるのに行くなよと思ってしまいます。

 

⑥人追い型

この人の下でプレーしたい、この人と一緒にプレーしたいと言って移籍するタイプ

分かりやすい例は、イチローさんとやりたいといってアメリカに行った川崎宗則でしょう。

これも行ってほしくはないけど本人の希望で仕方ないかなと思うところがあります。

 

⑦環境型

希望の場所でプレーしたいと思うタイプ

移籍は在京球団希望とかいうタイプ。家族がそこにいるというタイプなら仕方がないかなあと思う面もあるが、あまり納得はできないので叩かれる

 

⑧金銭追求型

何よりも高額年俸を移籍の最優先とするタイプ

一番たたかれるやつです。個人的にも最も嫌いな移籍タイプ。自チームの額が低すぎるというならまだしも、多額の金に目がくらみ、ファンの気持ちなど考えず、自らの欲望に負けてしまった移籍。道理から外れてますし、裏切り行為と呼ばれても仕方がないと思います。

 

 

一方球団側は、ほぼ金額でしか争えないので、金額の多い少ないで批判されることはないでしょう。しかしFA選手を獲得する動機、ここに好印象・悪印象の分かれ目があると思います。

 

好印象なのは地元球団が迎いいれる形や、足りないピースを埋めるパターンすなわち補強

よくFA獲得でたたかれる球団として巨人とホークスがありますが、

巨人なら手薄な二塁手を獲得した片岡(西武→)、中継ぎ補強の森福(SB→)、外野に核となる選手がほしかった丸(広島→)は球団は批判されなかったと思います。

(ただし、丸は金銭を優先し、地元ロッテではなく巨人を選んだことに対してかなりたたかれている)

ホークスなら3番打者がおらずCS敗退した後に内川、捕手補強に細川、2013オフは4番確保にイデホと補強を行っています。

 

 

つまり、球団が叩かれる補強は補強ではなく、強奪や不必要な強化

巨人で言うなら、4番打者を強奪しまくった第2期長嶋監督時代、小久保ローズペタジーニと狂ったように補強しまくった2000年代中盤でしょうか。

 

ホークスは2013年オフ、スタンリッジ、ウルフ、イデホ、鶴岡、中田賢の5人補強

が叩かれた記憶があります、(ウルフ、鶴岡はいらんだろ・・と思ってました)

バレンティンの獲得もいらなかったと思います

こうした強奪等は道義に反するばかりか、チームに悪影響を及ぼします。

事実、あれだけ強奪しまくった長嶋第2政権は9年やって2回しか優勝してませんし、2000年代中盤はBクラスに沈み、陽森福山口に約30億補強は失敗

ホークスもバレンティンの補強で前半戦は低迷しかけていました

 

 

2019年のFAはどうだったでしょう

美馬(楽天→ロッテ)

⑦環境型?「家族が住む関東の球団への移籍を希望していたこと、そして美馬は過去に右ひじを6度手術していることから、医療面のサポート体制を重視。千葉県に本拠地を置き、2020年より順天堂大付属医院と系列の浦安病院と提携するロッテへ移籍」とわりとしっかりした理由ではありました。また巨人ではなくしっかりとした理由でロッテを選んだのであまり叩かれた印象はないです

 

福田秀平(SB→ロッテ)

③ 出場機会型

ホークスではスーパーサブの役割だった福田。1年通したらどうなるんだろうという気持ちもファンの中にありました。ホークスファンはおおむね好意的だったと思います。

むしろ移籍先で怪我で不調となり、ロッテファンからめっちゃ叩かれてて悲しい

 

鈴木大地(ロッテ→楽天)

⑧金銭追求型?

ロッテで選手会長も務めていた鈴木。正直なんでFA?と思ってたが、そういや守備位置コロコロ変えさせられていたなあと

今回のFA選手の中で一番たたかれていたと思います

まあ理由が金ですし、チームリーダーが金で出ていくのは咎められますよね

 

 

2020年オフのFA動向

既にいくつか情報が出ていますね

 

中日大野雄大残留

ロッテ唐川FA行使か

DeNA井納FA濃厚

ロッテ澤村メジャー挑戦

ロッテ石川メジャー挑戦メジャー挑戦断念

日ハム西川、有原メジャー挑戦か

ヤクルト、小川、山田、石山の動向

 

1ファンとしては全員残留してほしいですよね

ホークスファンとしては無駄な獲得は行わず、若手をしっかりと育成してほしいですね

(6.7回の補強としてロッテ唐川は魅力的ではあります)

足りないピースを獲得することは重要ですが、あれもこれもほしいと言っていては強いチームにはなれないと思います。強すぎる欲は身を滅ぼします

 

書いた後に、山田と石山が残留決めました。山田は今年不振だったのでFAしないと思ってはいましたが、7年契約は驚きました。てっきり来年復調し、FAし巨人あたりに行くのかと・・・インタビューとか見る限りお金大好きって言ってましたし・・

ただヤクルトからかなりの金額またヤクルトが東京にあることで残留になったのかもしれませんね

 

さてホークスはFA市場動くのでしょうか。報道ではソトを取りに行っているらしいですが

30本打てるバッターがほしいと言えばほしいです。(ただどこ守らせるんだ問題が出ます。レフトDHかな?デスパがあぶれてしまう・・)まあ横浜に残るなら残ってもらった方がいいですね。

 

 

そして、バレンティンはクビにしてほしい

 

 

あとはリチャード、野村など若手が出てくれば・・・

セリーグDH制導入は必要か

セリーグDH制の導入は必要か

 

11/21に始まる日本シリーズ。1985年以来の全試合DH制導入となった。コロナ禍による過密日程の中、投手の負担軽減のためにと18日にソフトバンクから申し入れがあり、巨人側も受諾。この日の臨時実行委員会で今季限りの特例として決まった形だ。

ちなみに1985年の全試合DH制は、もともと全試合DH不採用であったのに対して、85年から全試合DHあり、なしを隔年で行おうというものである。86年全試合DH制なしを経て、87年から現在のパリーグ主催試合のみDH制となった。

 

シリーズDH導入はコロナ禍での負担軽減のため双方が合意しているため、特に異議は申し上げるつもりはないが、巨人はホームに東京ドームを使えずさらにDH制導入と一種のハンディがある状態となってしまった。個人的には、ホークス側から全試合DH制導入を提言したのいかがなものかとも思う。DHなしでは戦えませんと駄々をこねているように見えるからだ。千賀も打席を楽しみにしていたようだ。これでホークスが日本シリーズ敗退したら、「リーグ戦2位と14ゲーム離したのに」「DH制を提言したのに」「巨人のホームが使えないのに」「戦前圧倒的有利と言われていたのに」と33-4阪神に並ぶ痴態として後世まで語られることになってしまうだろう。

 

 

今回の全試合DH制導入、工藤監督のデスパイネを守備につかせたくないなどの思惑もあるだろうが、そもそもの発端は昨年シリーズ後から巨人原監督が提言しているセリーグDH制導入論であろう。昨年シリーズ後、原監督は、「セ・リーグはDH制というのがないからね。しかし、DH制は使うべきだろう。DH制というのが相当差をつけられている感じがあるね」」「五輪、WBC、あるいは、少年野球でいうならば、教育的な(部分で)、レギュラーが9人から10人になる。やっぱりレギュラーは増えた方が、ファンだって、あるいは少年たちだって、いいと思うしね」と発言した。野球人口の面や普及の考えもあるだろうが、やはり問題は、DH制の有無がセパの差につながっているとの発言だろう。

しかし、2004年まではセリーグ日本シリーズを制してきていたはずだし、昨年のホークス日本一でようやくセパの日本一回数が並んだ。DH制は1975年からパリーグが低迷する観客動員の打開策として導入したものであり、75年から04年までは途中西武黄金期などがありながらもセリーグが球界を席巻してきた。一方で、05年から15シーズン日本シリーズがあったがパリーグが12シーズン制している。なにか差があるとすれば75年から導入されているDHではなく、05年以後の何かにあると考える方がいいのではないか。

 

1つは、ドラフト制度の変化。逆指名・自由希望枠がなくなり、くじで有力選手がパリーグに流れたことがあるだろう。もう1つは球界再編問題の発生により、パリーグ各球団が危機感を持ったことだろう。近鉄の消滅、ダイエーロッテの合併案、ダイエー身売りと球団が消えるという事実を目の当たりにした。経営改革を図り、地域に密着した集客や人気確保に腐心。今や観客動員をはじめファンの熱気はセと謙遜ないほどになり、呼応するように選手のモチベーションとプレーへの闘志が高まってきた。そのためDH制がセパの差につながっているという主張は疑問である。

 

 にもかかわらず、なぜセリーグDH制導入論は単なる戯言では終わらないのか。

それは、セリーグDH制導入論にメリットがあるからだ。

 

まず、怪我対策という観点。セリーグは投手が打席に立つ。打席に立つことで死球や走塁で怪我のリスクが高まる。DHによってそうしたリスクを回避できるということだ。

次に観客の視点面。9番にほぼ自動アウトの投手がいることで、楽しみが減る。怪我を恐れ無気力な打席を見たくない。単純に投手より打者の打席が見たい。という観点。

そして育成面。DHを取り入れることでスタメン打者8人から9人となり1人分試合に出られて育成が捗られるというもの。また守備の苦手な若手を試合に出せるということ。投手も打席に入る場合はその打席は相手ピッチャーにとって息を抜ける瞬間でもあるが、DH制になることで投手は息を抜く場面がなくなりレベルも上がっていくというだ。また、投手に代打を出さないので、投手が長くイニングを投げられやすいという主張だ。

また、セリーグでは打者も打席に立つため、インコース攻めや死球が多いと報復されるのではという心理が働き、セリーグの投手はインコース攻めがなかなかできないと言われているようだ。セリーグの打者も頻繁にインコースに投げられるわけではないので、交流戦日本シリーズでこういう球ばかりになると対応が難しいのだという。

されに選手寿命面でも守備に衰えのある選手をDHで使用できるということ。仮にセリーグにDHがあれば巨人阿部はもう2,3年長く現役をやっていただろう。

中日大野投手も「採用する理由によりますよね。それが負けているからということなら、敗因はもっと他のところにあると思っているので。」としながらも、「選手としての立場なら大賛成です。何よりも投げることに集中できる。打撃を練習でやるのは気分転換になったり、楽しさもあるんですが、試合の中では周囲の皆さんが思っているより負担になるんです。(打撃は得意ではないが)打てるかどうかより、準備に対してですね。僕は交流戦での成績もいいと思っているし、好きなんですが、そこも関係しているのかなという自己分析です」

と発言している。

国際大会などではDH制が基本となっているということも理論の根拠の1つであろう。

 

TwitterなどでもDH制導入派のツイートが多く見受けられた(反対派は発言しなかった、検索に引っかからなかったということもありうるが)が、私はあえて異を唱えたい。

 

 

私はセリーグDH制導入に反対だ。

 

まず、今の制度で満足しているということが前提である。

そのうえでメリットを吟味していく。

まず、育成面。これはあまり関係がないと思う。DH制を導入することで、野手は9人スタメンで出るが代打を使う機会が減る。一方DH制がないセリーグでは、投手の打席で代打を使う等、結果的に試合に出る人数は変わらないのでないだろうか。

投手の打撃力は打者に劣ることは仕方ないが、だからといって何も対策なく三振し続けるのはいかがなものか。そもそも野球は9人スポーツと定義されており、投手が打席に立つのは前提となっている。単に打撃練習して打てばいい話なのではと思う。その投手が打席に立つ経験・慣れを持つアドバンテージを活かしてパリーグと戦うべきなのだ。

インコースうんぬんに関しては、投げればいいし、投げる技量をつければいい。報復は別の話。そもそも報復はあってはならないのだ。悪しき慣習を前提としてはいけない。

 

巨人OBの堀内氏は「野球の原点を残したい」と説明。「時代は流れ 色々なものが移り変わり それに合わせて変えることももちろんあるし必要だろう。その一方で『不変』 どんなに時代が変わろうと伝統や守っていくこと それもあると思う。俺にとってその『不変』の1つが『投手は9人目の野手』という野球の原点 投手は投げるだけじゃなく守備も攻撃もしっかりこなす。という原点」と、投手について持論を展開した上で、「DH制だとピッチャーは気が抜けないから力はつくだろうね。でも、DH制だから強いって言ってしまうのもちょっと違うんじゃないかなぁ」

 

一見、前時代的と思われるが野球は9人であるという大前提があるからこそのコメントなのだろう。

 

こういうと、「そう言うならば、パリーグがDH制を廃止しろ」という反論があるだろう。

しかしこれにも反対だ。そして、私がセリーグDH制導入反対の一番の理由が次に述べるものだ。

 

 

「セ・パ2リーグ制12球団制の維持のため」

 

 

セリーグはオーソドックス9人野球、パリーグはDH制を取り入れた野球という明確な違いがある。そしてこの個性の違いが大事で維持するべきなのだ。

DeNAの今永昇太は、「難しい議論ではありますね。強い、弱いも少しは(DH制と)関係あるのかとは思いますし。投手として言わせてもらえれば楽ではあります。バントや走塁の練習をしなくて、投手の練習を増やせますから。ただ、僕個人の考えとしてはセパそれぞれいいところがあっていいと思うし、差別化をはかるというか違いがあっていいんじゃないかと」

セパの個性の差というものを選手も感じ、大事にしていることがわかる。

 

もし仮に、セリーグDH制導入もしくはパリーグDH制廃止が行われると、このリーグ間の個性の差がなくなる。

そうなると何のためにリーグを分けているのだろうかという主張が出てくるだろう。

 

2004年球界再編問題のときに提唱された1リーグ10球団制。

あの当時、巨人渡辺恒雄を中心とした何かによって、パリーグは風前の灯火となっていていた。近鉄の消滅、ダイエーロッテ消滅の危機、球団削減。1リーグ制導入。パリーグの各球団は、巨人渡辺らの手によって使い捨てのモノのように扱われ、消されようとしていた。

それを救ったのは、古田らを中心とした選手会、そして12球団存続を願うファンの声であった。

 

あれから16年。日本経済、ひいては各球団の経営は、コロナ禍による打撃を受けている。

また、日本人口は減り、野球人口も減少をたどっている。

そんな中で提唱されるセリーグDH制導入。

セパの異なる個性を消すこの導入は、1リーグ制の足掛かりとなるのではないだろうか。

またあの悲しみを味わうのではないだろうか。

 

 

DH制論で大げさだと思われるかもしれない。

しかし、あのときのような急激な変化ではなく、徐々に徐々に、制度の変更を行い、人々の意識を慣らしていく。気づいたときには、後戻りできないところまで来てしまうのだ。

 

球界再編問題後、パリーグは力をつけた。が、球団同士の権力差はまだセリーグが握っている。その証拠が交流戦だ。パリーグの提言で始まった交流戦だが36試合制が、セリーグの要望によって24試合、15試合と確実に減らされている。その間にパリーグから反対の声があったという情報はない。

これは、パリーグの球団がセリーグ、特に巨人をトップとした勢力に権力関係で対等ではないことの現れではないのだろうか

 

ここ数年、申告敬遠制度を採り入れ、タイブレーク制度も取り入れた。導入前は賛否両論いろいろあったが、導入後は全く話を聞かない。申告敬遠はそもそも試合時間短縮が目的だったが導入前後で、時間が短くなったとは感じない。

さらには今後ワンポイントリリーフ廃止という可能性がある。

これらの謎制度を徐々に取り入れている現状、そしていまだ依然として強い巨人セリーグの権力。果たして1リーグ導入の可能性が大げさと言えるだろうか。

 

 

セパDH制の違いは、パリーグの努力の結晶であり、セパ2リーグ12球団維持の証である。

 

長期的な視点からセリーグDH制反対を私は主張する。

日本シリーズ展望

 

 

今週土曜日より日本シリーズが始まります

セリーグ王者のジャイアンツとパリーグを優勝しCSを突破したホークスの組み合わせ

 

ここでは日本シリーズの予想をしたいと思います。

 

 

今年の日本シリーズ新型コロナウイルスの影響で遅れに遅れ、日本シリーズ史上最も遅い開幕となります。

その影響で11/22から始まる都市対抗野球が東京ドームを使用するため日本シリーズで使用できないという事態に・・そのため巨人はホームゲームをオリックスの本拠地京セラドームで行うことになりました。

 

日程は以下になります

11/21.11/22大阪京セラドーム

11/24~11/26福岡Paypayドーム

11/28.11/29大阪京セラドーム

 

さて優勝予想ですが、ホークスファンの私としては4勝スイープでホークスが日本一になってほしいですが、そう簡単にはいかないでしょう。

去年の日本シリーズは、菅野が怪我で初戦ではなく4戦目に回ったこと、坂本岡本丸が機能不全に陥り、他選手が補えなかったこと、そして一番の要因は守備のミスが多かったことだと思います。

しかし、今年は菅野は14勝と両リーグトップの勝利数でバリバリ本調子であり、坂本丸岡本以外にもウィーラーや中島などが松原吉川尚若林と若手が伸びてきています。

また、今季、失策数も両リーグトップの少なさとのことで、巷で言われているほどホークスが優勢とは思えません。

 

とはいえ先発の枚数はややホークスに分があるように思われます。

ホークスは今季、チーム防御率が唯一2点台。最多勝・最高勝率の石川を第二先発に回せるのは大きいです。

 

一方、打線は巨人にかなり分があると思います。坂本岡本丸のクリーンナップそのあとにウィーラー、中島、1.2番に吉川、松原とかなりバランスがいいです。

 

ホークスはクリーンナップが柳田グラシアル栗原

10月は機能しましたが、

11月以降は.235,.000,.222とブレーキ

CSロッテ戦でも打点は柳田のソロのみ

11月以降の打線の状態が悪く、特に栗原は後半戦以降チャンスで凡退が多いです。

ホークスは打線に期待できない分、いかに投手陣が粘り、1点をもぎ取りロースコアで勝てるかが鍵となりそうです

 

 

予想先発

ホークス:千賀、石川、ムーア、和田、(笠谷?)

巨人:  菅野、戸郷、畠、今村

 

ホークスは千賀、東浜、ムーア、和田に第二先発石川で確定でしょう

と思ったら東浜が右肩違和感で離脱、日本シリーズでいいピッチングが今までできてなかったので今年こそはと思ったが・・・ともかく東浜の場所には石川。5戦目は笠谷バンデンなどのブルペンデーになるかもしれません

巨人は3戦目以降は不明。3戦目サンチェスで第二先発に畠が来るかも

 

リリーフ陣

ホークス

松本、高橋礼、岩嵜、嘉弥真 (8回)モイネロ(9回)森

8.9回は固定。7回は高橋礼か岩嵜、左なら嘉弥真と棲み分けがはっきりしている昨年いた甲斐野、高橋純がいない分昨年より戦力は落ちている

 

巨人

田口、鍵谷、大竹寛、高梨、中川、 (9回)デラロサ

クローザーはデラロサ、そこまでは状況を見ながら回しているという感じなのでしょうか。

突出した中継ぎエース1枚ではなく、粒ぞろいの中継ぎでつないでいるといった印象です。

 

 

第1戦予想オーダー

ホークス   巨人
1 2B 周東   1 2B 吉川尚
2 1B 中村晃  2 RF 松原
3 CF 柳田   3 SS 坂本
4 LF グラシアル4 3B 岡本
5 RF 栗原   5 CF 丸
6 3B 松田   6 1B 中島
7 SS 牧原   7 C 大城
8 C 甲斐    8 LF 若林
9 P 千賀    9 P 菅野
 

正直、巨人のレフト、ファーストはだれになるかはわかりません

レフトウィーラーとかファースト田中俊も有りうるでしょう。

ホークスは9割5分これで確定。デスパイネを使いたいからといって栗原を下げることは考えにくいです。

こう見るとホークスの5番以降の貧弱さは顕著ですね。

今宮がいれば、2番今宮、5番中村晃でもう少しましにはなったでしょうが・・・

 

 

まとめ

スタメンの戦力は巨人の方が数枚上、リリーフ陣は互角、先発と代打はホークスに分があるでしょうか

私の希望は4勝0敗でホークスですが、現実的に考えると4勝2敗で巨人だと思います

ホークスが日本一になるには初戦の菅野に勝つことが絶対条件となると考えます。

そして4勝スイープもしくは最低でも4勝1敗で本拠地で決めるルートしかないと思います。

 

ホークスが4連勝だと予想している人はリーグ優勝したという事実とCSの結果だけ見て、もしくは10月の勢いで判断していると思います。ホークスファンの中に楽々4連勝で勝てると思っているファンはいないでしょう。

短期決戦慣れしていることが強みになるかもしれませんが、巨人は昨年日本シリーズを経験しています。それほどのアドバンテージにはなりません。

 

昨年よりかなり厳しい戦いになると思いますが3年ぶりのリーグ優勝からの日本一を達成してほしいものです。

中曽根元首相合同葬、国立大への弔意要請通知問題について思うこと

はい、バルバロムです。

ニュース見てたら、元法学部大学生として気になる記事を見かけたので、紹介したいと思います。

 

1.序

中曽根元首相合同葬に弔意要請 国立大に通知―文科省

17日に都内で行われる故中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬を控え、文部科学省が全国の国立大学などに対し、弔意の表明を求める通知を出していたことが15日までに分かった。通知は13日付。弔旗を掲揚し、葬儀中の午後2時10分に黙とうするよう依頼した

 

 

今年、前首相に抜かれるまで首相最長在任記録を保持していた中曽根元首相。

17日に内閣・自民党によるその葬儀に際して、国立大学に弔旗を掲揚し、黙とうしてくださいと通達した。正直違和感しかないです。個人として弔意を示すのは勝手ですが、それを組織全体として行えというのはいかがなものか。

さて、この通達、憲法や法律に抵触しないのでしょうか。ちょっと見てみましょう

2.憲法に抵触するか

まず、憲法。抵触するとすればこの2つでしょうか。

第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない

第二十三条 学問の自由は、これを保障する。

 

19条は、個人の思想や考え、信仰などに対して禁止や強制、差別などをしてはならないというものです。

 

今回の通達はどうでしょうか。

大学に対して、すなわち大学に勤める教職員に対して、弔旗を揚げ黙とうすることを求めています。

似たような事例として、君が代ピアノ伴奏職務命令拒否事件や国歌起立斉唱職務命令違反事件があります。

君が代ピアノ伴奏職務命令拒否事件は、簡単に説明しますと、とある小学校の音楽専科教諭Aが入学式において国家斉唱の際に「君が代」のピアノ伴奏をするように校長から言われたが、自分の思想、信条に基づきそれを拒否しました。校長は、入学式当日も改めてピアノ伴奏を行うよう命じましたが、入学式においてAがピアノを弾き始める様子がなかったので、用意した録音テープにより国歌斉唱が行われました。その後、Aは、校長のなした職務命令に従わなかったことが地方公務員法32条と33条に反するとして戒告処分を受け、これに対してAは、その職務命令が自己の思想・良心の自由を侵害する憲法19条違反だとして、東京都教育委員会を相手に戒告処分の取消しを求める訴えを提起しました。

 第一審の東京地方裁判所控訴審東京高等裁判所もAの主張を認めなかったので、Aは、上告したところ、最高裁判所は、Aの請求を斥ける判断を下しました。その判決理由において、校長の職務命令がAの歴史観・世界観それ自体を否定するものでないこと、Aは、法令等や職務上の命令に従うべき公務員の立場にあることなどを理由として、憲法19条違反の主張を斥けました。

 

要するに、入学式は伴奏行為は、音楽教諭として職務上求められることであり、伴奏命令や戒告処分は思想良心に対するものではなく、教員として公務員としてと対応であるから違憲ではないとことです。

 

この判決に対する議論は長くなるのでこの辺にしますが、今回の弔意要請通達はどうでしょうか。

まず、多くの人が誤解しているでしょうが、国立大学教職員はそもそも公務員ではありません。「は?」と思う方がいられるかもしれませんが、これは事実です。

国立大学は2003年に法人化され、現在は独立行政法人となっています。

つまり、厳密にいえば公務員ではありません。

また、弔意を示すことは、教職員が当然に行うべき職務であると言えるでしょうか。

この点から、今回の弔意要請通達は、憲法19条に違反すると言えます。

 

しかし、今回の通達の報道に対し、加藤勝信官房長官は15日の記者会見で、「公の機関に広く哀悼の意を表するよう協力を求めるもので、強制を伴うものではない」

 

となると、話は変わってきます。憲法19条は思想良心に対して強制を行うことを禁ずるものですから、弔意要請通達が、「強制ではない。協力を求めるものです」となると憲法19条の問題にはならなくなります。(実際は協力要請という忖度を求めるものでたちが悪いのですが、訴訟になったときには、過去判例を見るに憲法問題として処理されないと思われます。)

 

23条は教育の自由に大学の自治権が含まれ、この通達がこの大学自治に抵触するかなど諸々の問題がありますが、強制ではないと言われてしまうと憲法問題で論ずることはできません。

(もっとも、この通達を無視したことによって、大学や各教職員が不利益((運営費削減、解雇etc)を被ることがあれば別です。)

 

ではその他の法律には抵触しないのでしょうか。

 

3.法律に抵触するか

教育についての原則が定められている法律。教育基本法には、こんな条文があります。

 

教育基本法第14条第2項

法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。

 

法律に定める学校とは、学校教育法第1条に定義されている「学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。」のことです。

 

すなわち大学(その他教育機関)は、特定の政党を支持したり禁止したり、特定の政党を応援するようにまたは反対するために、教育したり活動したりしてはいけないということです。

 

今回の弔意要請通達はどうでしょうか。

今回の中曽根元首相の葬儀は国葬ではなく、内閣・自民党の合葬です。

にもかかわらず、弔旗を掲げ、黙とうを求めることは、自民党という特定の政党の活動を要請していると言えるのではないでしょうか。

この点に関しては、弔意が強制でなくとも、教育に対する政治干渉を行う通達を行っている時点でアウトです。

 

4.そもそも論

そもそも一個人の葬儀に団体全体で弔意を示せというのはいかがなものでしょうか。

民間企業であるならば功績を残した創業者や社長やその他人物に対して、会社全体で弔おうというのは理解できるのですが、今回は内閣・自民党国立大学法人です。

民間企業で例えるならば・・・・

その企業の元トップが退職後亡くなり、役員らと運営を握っている派閥が系列子会社に喪に服せと通達するようなものでしょうか。

うーん例えるのが、難しいですが、要するに筋違いだということです。

 

以前からこのような通達はあったようですが、前例を踏襲してこの通達を出しているいるのならば、その前例が誤っているのだから見直すべきです。

 

5.まとめ

今回の中曽根元首相の合同葬に合わせて国立大学に弔意を要請した通知ですが、教育基本法第14条第2項に抵触するものであり、上にも書きましたが、国葬ではなく、内閣・自民党の合同葬であり、大学および教職員は従う義理はありません。もっと言うならば、大学自治を守り、教育への政治干渉を防ぐのであれば、この通知に従ってはいけないと考えます。

都道府県・各大学機関が適正な対応をとることを切に願います。

四季の中の脇役「秋」 そんな秋が私は好きです。

2020年も残り3か月となりました。

いかがお過ごしでしょうか バルバロムです。

 

10月に入り、朝晩は少し寒さを感じるくらいにはなったでしょうか。

それでもお昼に日差しを浴びると少し汗ばみます。

ただ、8.9月の暑さに比べるとかなり過ごしやすい季節になりました。

 

季節は「秋」

皆さんは秋にどんなイメージをお持ちでしょうか。

紅葉?食欲の秋?読書の秋?それとも芸術の秋?

各々が別々の秋のイメージを持っていることでしょう。

秋は四季の中で、最も多様性があると言えます。

春は「桜」「出会い」「別れ」

夏は「暑い」「海」「花火」

冬は「寒い」「雪」「こたつ」

他の季節はある程度固まったイメージがあり、そこから大きく外れることはありません。

しかし「秋」は、〇〇の秋だけで多くの観念があり、固まったイメージがなく、人によってはかなり変わった秋観念を持っているものもいます。

ただ、裏を返せば、それだけ核となるものがないということではないだろうか。

野球で例えれば、「エーズがいない」「核となる4番がいない」というチームだろうか。

 

そんなチーム秋は数年ほど前から、核となる外国人選手を起用し始めた。

ハロウィンである。

本来ハロウィンは10月31日オンリーのものであるが、10月頭からハロウィンハロウィン言いやがるのだ。本来秋と言われる9-11月の1/3を占領しているのである。

しかも素行が悪い。毎年渋谷のスクランブル交差点ではモンスターどもが、騒ぎ、ごみをまき散らし、軽犯罪の温床となっている。

本来、ハロウィンとは、お化けの仮装をした子供たちが地域の家を訪ね歩き、お菓子をもらいというかわいいものである。

海外の文化を日本に輸入した際に変容されるのはよくあることであるが、ここまで変わるのも珍しい。よく本来と違うと言われるクリスマスでさえ、サンタはいるし、ツリーもケーキも存在している。

しかし日本のハロウィンは元のカタチがかけらもない。「仮装してるだろ!」と宣う者がいるかもしれないが、あれは、仮装ではないコスプレである。

ちゃんとお化け系に仮装しているものもいるが、ほぼコスプレ、中にはハロウィン全く関係ねえじゃないかといったものもいる。もう「おばけ」じゃなく「おばか」である。

今年は新型コロナウイルスの影響で前年までのバカ騒ぎはないとは考えられるが、どうなるであろうか。

 

 

ここまでハロウィンに文句をつけているが、こんなことを書きたかったわけではない。

 

秋は多様で素晴らしい季節なことを書きたかったのだ。

 

秋は四季のなかで、一番好きな季節である。

まず過ごしやすい。暑くもなく寒くもなく。風が涼しく心地よい。

そして大きな変化がない。年をまたぐこともなければ、春のように別れがない。

祝日も多い。飯もうまい。

 

しかし秋は短い。

9月は残暑が厳しく、11月末ごろになるとすっかり冬だ。

「秋だなあ」と感じる期間はもしかしたら50日にも満たないのではないだろうか。

そう思うと儚い。

地球温暖化が進み、夏と冬が長くなって、いずれ秋はなくなってしまうのだろうか。

紅葉を見つつ、ゆっくりと時の流れをかみしめることはなくなるのであろうか。

いずれにせよこれから秋の存在は小さくなっていく。

秋生まれの自分としては、少し寂しい。

鈴虫の音を聞きながらそんなことを考えるある日の夜であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかおすすめの本とかあります?

連休が終わった。次の連休は11/21~11/23の2か月先である。

この4連休特に何もしなかった。ニトリにベットを見に行ったり車検に行ったり、スーパー銭湯に行きはしたが、それ以外は、家でゴロン

生産性のかけらもない消費ばかりの生活だ。

去年のの同じころは、確か東京で焼き肉オフ会をした。コロナがなければ、またなにかしらオフ会をしていたのかもしれない。

しかし、コロナに対してそこまで恨みはない、というのも私はもともと出不精だ。

出不精の理由をコロナだからとしておけば、家にこもり何もしないことに対して、罪悪感や虚無感はいくらかはなくなる。

 

さて、Twitterを始めて4年半がたった。

この間に私は大学生から社会人になったわけだが、社会人になったことでつぶやきが減った。まあ、これは忙しくなったからだと容易に想像されるかもしれないが、実情はそうではない。

 

私の仕事場はいわゆるブラック企業ではないし、土日しっかり休めるホワイトな部類だ。

しかし、「働く」という行為は少なからず心身に多少のストレスを与える、別に興味があるわけでもない分野で頭をひねり考え、PCの前でカタカタとタイプをしていく。

社会人は人によって、その環境によって大小あれど、日々摩耗しているのである。

 

そして人間は年を取る。年を取ることの一番のデメリットは脳細胞がなくなっていくことだ。人間は20歳がピークでそれを超えると、1日に10万個の神経細胞が死滅していくと言われる。

 

すなわち、年を取り社会人になったことで、発想力・考える力が失われ続けているのである。

Twitterを始めたころは画像ネタを頻繁に投稿していたが、今では、ほぼ飯ツイートくらいである。

 

いったい他の社会人たちは日々摩耗させられる現代社会でどう自分であり続けているのだろうか。

私が考えるには、「趣味」の有無だ。やはり、なにか1つの物事に喜々として取り組むことが重要なのだろうか。

身体は休めば回復するが、精神はそうもいかない。趣味にうちこむことで社会人は摩耗した精神に上積みをしているのだろう。

 

 

私に趣味はない。履歴書などの「趣味・特技」欄にかなり苦労した記憶がある。

 

アニメ?履歴書に書けるものではないし、そもそも趣味として言えるほど見てもいないし知識もない。

ゲーム:同上、趣味と言えるほどの技量を持ち合わせていない。

野球観戦:これは趣味なのか????どちらにせよ特技にはならないし、話のネタにはなるだろうが、範囲は狭い

 

いずれにせよこれといった特技がない人間。特徴がない。

自分と言ったらこれというものがない

これがつらい

 

数年前は頑張って面白(っぽい)ツイートをするようにしていたが、最近はめっきり減った。

どうしたものか。

ふと、思った。

語彙力・発想力を鍛えるにはあれしかない

 

 

そう「読書」だ

 

 

私は継続的に本を読んだことがない。読書感想文や大学の講義で読めと言われたものを読んだくらいだ。おそらく、今までの人生で100いや50冊も読んでいないだろう。

まあだからこそ語彙が貧弱貧弱ウなのであるが・・

 

 

ということでおすすめの本はありますでしょうか

 

 

これ読んでみて!といったものがあれば、リプでもDMでもください。

 

 

 

それでは、よしなに。