バルバロムの思考迷路

思ったことを書く。いいことも悪いことも。要は掃き溜め

キノコ王国についての所見

 

まず、キノコ王国の政治体制についでだが、

王国であり、ピーチ姫がいるという描写から、君主制であることは間違いないだろう。

 

絶対君主制君主制の一形態で、君主が統治の全権能を所有し、自由に権力を行使する政体である

立憲君主制憲法に従って君主の権力が一定の制約を受ける政治体制

 

キノコ王国が成文化された憲法を持しているかは定かではないが、ピーチが政治的らしいことをしたことを見たことがない点、キノじいという執事兼大臣みたいなのがいるということは、絶対君主制ではないのかもしれない。

 

軍事力は、クッパという外圧に対して禄な対抗を立てていないことから貧弱なのは間違いない(キノピオはいるが逃げ惑うだけで役に立ってない。)

国民みんな頭キノコなので、革命や暴動もなく平和すぎて、軍事に予算を割く必要がないのかもしれない。

 

いずれにせよ、温厚で平和な国家なのは間違いないだろう。

 

 

 

 

一方のクッパ帝国(仮称)、まぎれもなく、クッパ絶対君主制である。ミニクッパが中ボス、さらにクッパjrの扱いからも一族支配の国家である。

もしかしたら、ピーチ姫を再三に渡り拉致しているのは、血族結婚による遺伝子異常(虚弱体質、身体欠損、知的障害)を危惧してのことなのかもしれない。

(何代にもわたる血族結婚の末、衰退することとなったハプスブルグ家や血友病などの歴史を鑑みてなのだろうか)

 

いや異種である必要はないから関係はないか・・

 

さて、クッパは幾度となく王国の女王を拉致してきたが、国際問題にはなっていないのだろうか。

現代の現実社会であるならば、一国が他の国の要人を拉致監禁しようものならば、集団安全保障に基づき、タコ殴りにされるのは言うまでもない。

その一国が強国であったとしても国際的批判は免れない。

 

そうはなっていないということは、マリオ世界の国家間の関係は中世レベルであるということなのだろうか

 

 

その帝国を倒すマリオの立場はどうなっているのだろうか

職業は配管工

やっていることは、強大な軍事力を持つ国家に単身のりこみ、相手元首を倒し、自国女王を救出し無事帰国するという偉業だ。(しかも何度も)(もはや神話の領域である)

 

しかも最終的には女王と結婚する(してたよね・・?)

こうなるとそりゃ彼の名を冠したスタジアム、サーキット。銅像がいくらできてもおかしくはない。

 

我々の世界であったら・・尊敬とともに畏怖され、何かの拍子で魔女狩りの一環で処刑されてしまいそうだ。

 

 

 

ここで1つの仮定が思い浮かんだ

マリオは英雄ではなく、むしろ悪であるという仮説である。

歴史というのは常に勝者の歴史である。多少のゆがみは発生しているに違いない。

 

これが真のストーリーだ。

マリオ兄弟はそのあまりある力を使い、キノコ王国を内部から瓦解(国民は頭キノコなので気づかない)、乗っ取り、クッパとは密約を結び、狂言誘拐を行わせ、自分たちを英雄へと仕立て上げ、キノコ国民を熱狂させ、人気を手中におさめる。

裏では、密約に則り、クッパていこくのあんぜんと存続を保障、また多額の経済援助を行う。

このような密約がなければ、学習もせず、何度も誘拐→お約束を行うはずがないし、ましてや、ともにスポーツに興じるなんてことはありえないだろう。

 

なんともきな臭くなってきた。マリオの公式年齢が26歳であるのも怪しく見えるあの風貌であの年齢はあり得ない。ざっと見積もっても50代前半であろう。

そもそも余りある力を本当に持っているのだろうか・・王国の支配自体は、多少の追加らと知力があればいともたやすいであろう。なぜ力をアピールする必要があるのか。それは他国へのけん制と自国民への自信の神格化に他ならない。

 

みなさん思い出してほしい。

名作「スーパーマリオ64」の最初の部分をピーチから手紙をもらった彼が土管で移動しキノコ城に現れるその前、カメラを構えたジュゲムの姿があることを・・

私たちはある種彼のカメラを通してマリオを見ているのだ。

 

つまり我々がプレイしている物語はすべて虚構!マリオが作り出したプロパガンダなのである。本来敵国民であるジュゲムがカメラマンを務めていることも物語が虚構であり、敵国とつながっていることを示している。

 

 

 

信じるか信じないかはあなた次第です・・・

 

 

さてマリオカートやるか