バルバロムの思考迷路

思ったことを書く。いいことも悪いことも。要は掃き溜め

サンタクロースはなれるものらしい

どうも。

今年もクリスマスイブは1人だったバルバロムです。

(あまんぐあすしてたから寂しくはなかったけどなガハハ)

 

 

 

12/25はクリスマス。

今回はいつもと趣向を変えて会話形式で書いてみようと思います。

 

登場人物

博士:教えてくれる博士。クリスマスはぼっちである。

ワイ:怒りの沸点が低い時がある。クリスマスはぼっちである。

 

 

博士「さて、クリスマスだね。クリスマスと聞いて思い出すのはなんだい。」

ワイ「ケーキとかチキン?」

博士「食い意地が張ってますね。でも気持ちは分かる。おいしいからね。他には?」

 

ワイ「イルミネーション?」

博士「きれいだよね。まあ1人で見るとセンチになるけどw 他には?」

 

ワイ「シュトーレン?」

博士「最近、海外ドラマとか見たのか?まあ海外では定番のものだよね。他には?」

※注 (シュトーレンとはドイツの菓子パンで、クリスマスまでの間に少しずつスライスして食べる習慣がある)

 

ワイ「・・・恋人と過ごす日?」

博士「脳みそ精子で詰まってんのか 〇すぞ。」

ワイ「童貞こわ・・」

博士「お前も童貞だろ」

 

博士「クリスマスと言えばサンタクロースでしょうよ。クリスマスイブの夜にプレゼントを届けて去っていく労働者だよ?クリスマスの朝にプレゼントもらってはしゃぐ子供たち

ほほえましいなあ」

ワイ「あんまサンタを労働者って言い方はしないけどな」

 

博士「まあうちはクリスマスプレゼントもらったことないけどね。」

ワイ「悲しいなあ・・」

 

博士「さて、そんなサンタクロースだけど、実は今からでもなれるって知ってる?」

ワイ「えっ?サンタってなれるものなん?」

 

博士「実は、グリーンランド国際サンタクロース協会が実施している公認サンタクロースの資格を取得すれば協会公認のサンタクロースになることができるんだ。」

博士「公認サンタになるための条件は4つ。結婚していること、こどもがいること、これまでにもサンタクロースとして活動した経験があること、サンタクロースにふさわしい体型であること」

ワイ「俺達には高いハードルだな」

博士「俺はちゃんと嫁も娘もいるぞ?」

ワイ「えっ!?」

博士「ほかの人には見えないだけで」

ワイ「妄想じゃねえか」

 

博士「あと、どうせお前は美少女サンタがプレゼントとしてやってきてくれねえかなあと思ってるんだろ?」

ワイ「思ってねえよ」

博士「思えよ!」

ワイ「お前の方が脳みそ精子で詰まってんじゃねえか」

 

ワイ「条件2つは分かるけど、サンタの経験って何?」

博士「まあ、過去にクリスマスのボランティアに参加したりということじゃないかなあ」

ワイ「ふさわしい体型は恰幅がよければいいの?」

博士「衣装やその他装備込みで体重120kg以上が必要」

ワイ「めっちゃデブじゃん」

博士「めっちゃデブ。だから美少女サンタなんていない。いたとしても120kgを超える巨漢娘だ。というか娘ですらなく婆だ。巨漢婆だ。」

ワイ「美少女サンタ引きずんなよ」

博士 「ううう」(泣)

ワイ「泣くなよ!どんだけ美少女サンタに来てほしかったんだよ!」

 

 

ワイ「サンタはこの4つの条件クリアすればなれるんだな?」

博士「甘い! 卵焼きより甘い」

ワイ「それは味付け次第だろ」

 

 

博士「この4つはあくまで条件。条件をクリアしている者だけが書類審査を受けることができ、さらに書類審査をパスできた者だけ次のステップに移ることができるんだ。」

ワイ「書類審査通ったら何すんの」

博士「まず体力測定。サンタクロースは力仕事。制限時間2分以内に以下の工程をこなさなければならない。・プレゼントの入った大きな袋を持って50mを全力疾走。・はしごで高さ2.8mの煙突に登り、煙突から家に入って暖炉から這い出る・ツリーの下にプレゼントを置き、暖炉の上に置かれたクッキー6枚とミルク568mlを完食する・再び暖炉から煙突を登り、煙突から出たところで国旗を振る・煙突を降りたらさらに50mダッシュ

 

ワイ「急にいっぱい喋んな。」

博士「1こずついこうか」

博士「プレゼントの入った大きな袋を持って50mを全力疾走」

ワイ「きついな!120kgの人間が50mを全力疾走・・・膝、逝ってまうわ!!」

 

博士「はしごで煙突に登り、煙突から家に入って暖炉から這い出る」

ワイ「空飛ぶそりあるやろ!!!煙突に近い屋根に降りろや!!!」

博士「そして、クッキー6枚とミルク568mlを飲む。」

ワイ「フードファイターか!!!1件当たりでこれやったら何件か回ったとき吐いてまうやろ!!」

博士「再び暖炉から煙突を登り、煙突から出たところで国旗を振る」

ワイ「なんで国旗振るねん!!!実際の夜誰も見てないやろ!!」

ワイ「あと下から登って煙突入ったんやから下の窓とかから出ろや!!!

 

博士「煙突を降りたらさらに50mダッシュ

ワイ「吐くわあああああああああああ!!!!!!

そもそもなんでそんな離れたとこにそり置いてるねん!!!!

もうやってることSASUKEやん!!!」

 

ワイ「サンタのイメージが恰幅にいいおじいさんから、アメフト巨漢になってまうわ!」

博士「アメフト巨漢婆・・・」

ワイ「美少女サンタはあきらめろよ」

 

博士「次のステップに進めるのはクリアした上位2名のみだ」

ワイ「2人だけ!???狭き門すぎるやろ。クリアした人全員ちゃうんかい!」

 

博士「試験の第二段階は長老サンタクロースとの面接だ。面接では英語、もしくはデンマーク語による自己紹介をする。」

ワイ「語学力が試されるんやな」

博士「毎年サンタの国際会議に出席するために、話せなければ仕事にならないらしい」

ワイ「国際会議もあるんか・・」

ワイ「でも体力審査と面接か。なんか警察の就職試験みたいやな」

博士「これで終わりと思ったか。甘い。マミーモンスターより甘い。」

ワイ「知らないもん出してくんな」

博士「マレーシアのお菓子だ」

ワイ「どこから出してんだよ」

博士「ベビースターみたいな感じ」

ワイ「じゃあ甘くねえじゃねえか!!」

 

 

博士「面接が終わったら、服装チェックだ」

ワイ「ああ、サンタらしく白い口髭、赤い衣装を身にまとって・・」

博士「それ破門」

ワイ「なんでよ!!!」

博士「実は、サンタクロースの衣装は、候補者の出身地の伝統や風習に合うものを自作しなければならないんだ。普通によくあるサンタの格好をしていった参加者は、体力測定や面接をいかに軽々とこなそうとも、公認サンタになることはできないんだ。」

ワイ「日本だったら鎧とかか??」

博士「初音ミクだろ」

ワイ「いいかげん美少女サンタは忘れろよ!」

 

 

博士「試験の最終段階では、世界会議に出席している公認サンタクロース全員の前で宣誓文を読み上げなければならない」

ワイ「契りを交わすヤクザかよ」

博士「これも一見、最後の確認作業に思えるが、サンタクロース試験を甘く見ちゃいけない

サンタクロースの誓いの言葉が書かれている古門書を、なんとすべて「HOHOHO」だけで表現しなければならないのだ。」

ワイ「??????」

博士「サンタクロースの誓いの言葉が書かれている古門書を、なんとすべて「HOHOHO」だけで表現しなければならないのだ!」

ワイ「なんでじゃああ!!!国際会議は英語なんだから英語でええやん!HOHOHOで何が分かるねん!」

博士「適当に読んでもダメ。朗読は公認サンタ全員が納得するまで延々続けなければならない。」

ワイ「それ、公認サンタも何人か途中で寝てるんちゃうか・・」

博士「中に意識高いサンタがいて、「全然違う!」「そこ半音低い!」「魂が感じられない」っていうんだろな」

ワイ「しごきやないか!」

 

博士「ちなみに試験は7月にコペンハーゲンで行われる世界サンタクロースと同時に開催されるけど、まず参加者は、自宅から試験会場まで、サンタクロースの正装で移動しなければならない」

ワイ「死ぬわ!モッサモサのヒゲに、これでもかという厚着で7月!死ぬわ!」

博士「サンタはいつ何時でもサンタらしくあらねばならない! 試験前の移動中でも、それが何十時間かかる距離でも関係ないのだ!」

ワイ「入国審査通らんやろ!」

博士「コペンハーゲン空港で飛行機から降りる際には、出身国の小旗を振りながらにこやかに降りなければならない!」

ワイ「誰がチェックしとんねん!それ!」

博士「ちなみにサンタになった後もきつい。持参したプレゼントが先輩たちのお気に召さないと「サンタらしくない」と怒られ、イベントでパレードを乱すようなことがあれば、体罰まがいの指導を受けることもある。」

ワイ「もう軍隊やないか!」

 

 

博士「さらにこれだけきつい思いしても、サンタには基本的に給料が発生しない。」

ワイ「ええっ」

博士「毎年世界サンタクロース会議のためにコペンハーゲンに赴く交通費・宿泊費などももちろん自腹。しかもこの会議に出席するのはほぼ義務で、欠席するとライセンスの更新ができない。そのため毎年最低でも数十万の出費は覚悟しておかなければならない!」

博士「さらにさらにイベントなどで駆り出された場合は主催者から報酬が出る場合もあるが、経費を踏まえると黒字になることはまずない。基本は収入が確保できる仕事との両立が必須で、とても生半可な覚悟でできるものではないのだ!」

ワイ「・・てことは、公認サンタクロースは、ごりごりのフィジカルバイリンガルエリートデブが、なんの見返りも求めず、きついしごきを受けながらボランティア活動に身を投じるための資格ってこと?」

 

博士「まあ・・そうだな」

ワイ「ドMやないか!!!!」

 

博士「ドMのサンタしゃん・・」

ワイ「美少女サンタはいねえっつてんだろ!!」

 

博士「よいこの子供たちはサンタクロースに会ったら、「ありがとう」もしくは「この豚!きついしごきを受けても笑いながら無給でプレゼントを配るなんてとんだマゾね!ブヒブヒ鳴いてみなさいよ!」と言ってあげよう」

ワイ「やめたれよ!」

博士「そうしたらサンタクロースは、喜んで「HOHOHO」って言ってくれるよ。」

ワイ「言うかあ!」

博士「ブヒブヒ」

ワイ「お前が言うんかい」

 

ワイ「しかし、博士、サンタに詳しいな」

博士「あまりにクリスマスプレゼント貰えなさ過ぎて、サンタ絞めようかと思って調べてたんだ」

ワイ「怖いわ!ヤンデレストーカーみたいなことしてるやん」

ワイ「だいたい子供の時のクリスマスプレゼントってサンタの代わりに親が買ってくれるやろ」

博士「毎年同じもの希望してたけど買ってくれなかったよ」

ワイ「何ほしかったん」

博士「酒池肉林」

ワイ「そら無理やろ、もうええわ」